平成29事務年度における相続税の調査の状況

平成29事務年度(平成29/7~平成30/6)における相続税の調査の状況について、12月14日に国税庁より発表になりました。

 

岡山県の状況をまとめてみました。

 

1 実地調査件数及び申告漏れ等の非違件数

相続税の実地調査は、平成27年に発生した相続を中心に実施されました。

岡山県内の実地調査の件数は140件、このうち申告漏れ等の非違があった件数は112件非違割合は80%となっています。

2 申告漏れ課税価額

申告漏れ課税価額の実地調査1件当たりの価額は2,784万円となっています。

3 申告漏れ相続財産の金額の内訳

申告漏れ財産の内訳は、現金・預貯金等が最も多く、続いて有価証券土地の順となっています。

国税庁HPより

 

 

相続税の調査対象の80%が何らかの非違事項があり、平均して約2,800万円の申告漏れ財産があったということになります。

 

預貯金の申告漏れが多いのは、やはり家族名義預金の計上漏れだと思います。

家族名義預金の帰属は、生前中の被相続人のお金の動きや管理方法で判断されます。過去に家族に贈与したつもりが相続財産として課税されることもあります。

 

相続対策をお考えの方は現状の相続財産を確認する際に、家族名義預金の有無について、確認・検討を行う必要があると思います。