月別アーカイブ: 2018年12月

平成29事務年度における相続税の調査の状況

平成29事務年度(平成29/7~平成30/6)における相続税の調査の状況について、12月14日に国税庁より発表になりました。

 

岡山県の状況をまとめてみました。

 

1 実地調査件数及び申告漏れ等の非違件数

相続税の実地調査は、平成27年に発生した相続を中心に実施されました。

岡山県内の実地調査の件数は140件、このうち申告漏れ等の非違があった件数は112件非違割合は80%となっています。

2 申告漏れ課税価額

申告漏れ課税価額の実地調査1件当たりの価額は2,784万円となっています。

3 申告漏れ相続財産の金額の内訳

申告漏れ財産の内訳は、現金・預貯金等が最も多く、続いて有価証券土地の順となっています。

国税庁HPより

 

 

相続税の調査対象の80%が何らかの非違事項があり、平均して約2,800万円の申告漏れ財産があったということになります。

 

預貯金の申告漏れが多いのは、やはり家族名義預金の計上漏れだと思います。

家族名義預金の帰属は、生前中の被相続人のお金の動きや管理方法で判断されます。過去に家族に贈与したつもりが相続財産として課税されることもあります。

 

相続対策をお考えの方は現状の相続財産を確認する際に、家族名義預金の有無について、確認・検討を行う必要があると思います。

 

 

 

 

 

平成29年分相続税の申告状況

平成29年分の相続税の申告状況が、12月14日に国税庁より発表になりました。

 

被相続人数等

岡山県内で平成29年中に亡くなられた方(被相続人数)は21,604、このうち相続税の課税の対象となった被相続人数は1,581人で、課税割合は7.3%となっており、平成28年より0.4ポイント増加となっています。

 

【国税庁HPより】

 

 

平成27年1月1日以降の基礎控除額等の引き下げ(平成25年改正)後、毎年相続税の申告が必要な方が増加しています。

 

相続税の申告が身近になってきています。早めの相続対策を!